院長あいさつ

昭和３６年に高根台公団の中の診療所としてスタートし、地域医療への貢献をモットーに皆様に支えられながら、一般外来機能と完全療養病床として、今日に至っております。

現在、日本の医療制度も大きな転換期を迎えており、高齢者にとってけして優しい社会ではなくなりつつあります。そんな中、如何に幸福な老後を過ごせるかが、当院の一つのテーマでもあります。検診等を通じた予防医学に始まり、慢性期疾患のフォロー、更に関連法人との連携による介護保険サービスの充実、療養病床における長期入院対応など、一貫した高齢者医療を目指したいと考えております。また、検診、予防接種、プライマリーケアにも力を入れ、なんでも相談できる地域における「かかりつけ医」としても貢献をして行きたいと考えております。

病院概要

沿革

当院は高根台地区の団地開発と時を同じくして、昭和36年8月「高根台団地診療所」として開設、内科・小児科の診療を開始しました。昭和38年に現在地に移転、昭和40年に25床にベッド数を増床して「高根台病院」に改称いたしました。

その後、平成15年の本館増築時に全95床のベッドを長期入院に対応した療養病床（医療保険型）に転換し慢性期医療に対応、令和元年6月1日より病床数を100床に増床いたしました。外来診療につきましては日曜診療や船橋市の各種検診を通じて地域医療の一助となるべく尽くしております。

病院周辺の高根台地区は現在大規模な再開発により今また大きく変貌しつつあります。地域住民の要望の変化と高齢化社会の需要にお応えできるよう医療体制の充実をはかってまいります。またグループ法人である社会福祉法人愛弘会が高根台病院近隣に特別養護老人ホーム設立の計画中であり、「医療と介護の連携」により普段の介護サービスでも万一の医療でも安心できるよう更なる体制充実を図っています。